ニュース 電子 作成日:2014年3月19日_記事番号:T00049251
19日付電子時報によると、ソニーは先月のパソコン「VAIO(バイオ)」事業譲渡発表に続き、このほどサプライチェーンに対する調達を全面停止した。VAIO譲渡先の日本産業パートナーズ(JIP)の出方次第だが、業界では部品の出荷再開は5~6月になると予想されている。
部品メーカーは、手持ちの在庫が大量にあり、負担が大きいと悲鳴を上げた。VAIOは製品設計で他社と差別化と図るため、機構部品がカスタマイズされており、他社製品に転用できない。市場に出回る製品が淘汰(とうた)されれば、部品在庫はごみ同然となり、損失を抱えることになる。
サプライチェーン関係者は、現在影響が出ているのは部品メーカーで、組み立てメーカーに対する打撃は第2四半期になると予測した。VAIOを主に組み立てる広達電脳(クアンタ・コンピュータ)はノーコメントだ。
一方、華碩電脳(ASUS)など競合は市場シェア拡大のチャンスがある。ソニーの2013年ノートPC出荷台数は550万台以上で、世界市場シェア9位だった。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722