ニュース 金融 作成日:2014年3月20日_記事番号:T00049265
最近の為替相場変動を受け、銀行のトレジャリー部門への苦情が増えていることから、金融監督管理委員会(金管会)検査局はこのほど、トレジャリー部門の業務規模が大きい上位7行に対する金融検査を開始した。20日付工商時報が伝えた。
検査内容は、デリバティブ(金融派生商品)の販売過程で顧客のリスク受容度を確認し、リスクの告知を行っているかなどだ。
台湾でトレジャリー業務の上位7行は、▽中国信託商業銀行(中信銀、CTBCバンク)▽台北富邦商業銀行▽永豊商業銀行(バンク・シノパック)▽台新商業銀行▽国泰世華商業銀行(キャセイ・ユナイテッド・バンク)▽玉山商業銀行(Eサン・コマーシャル・バンク)▽大衆商業銀行(TCバンク)──の順となっている。
トレジャリー業務をめぐっては、昨年8〜9月の円相場変動、最近の人民元安などで、銀行顧客から金管会への苦情が相次いでいた。
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