台中の百貨店業界では、５月11日の母親節（母の日）商戦に向けた前哨戦セールが来週26日にもスタートする。母の日セールを含めた大手３社の販促費用は計４億6,500万台湾元（約16億円）に上り前年同期比５〜10％の増収を狙う。20日付工商時報が報じた。
広三そごう百貨は「花見広三そごう感謝祭」と銘打ち、３月26日〜４月13日の期間に最高23％の還元セールなどを実施。母の日セールを含めた売上高は同１割増の13億8,000万元を目指す。
台中大遠百（トップシティー）は「美麗購物節」セールを開催。初日の３月27日から母の日セールの予約も開始する。お得な化粧品セットは10万組用意し、最大69％引きだ。開催は４月23日まで。売上高目標は同８％増の17億5,000万元。
中友百貨は創業祭（週年慶）セール（３月27日〜４月16日）を開催し、母の日セールと合わせて過去最高の１億6,000万元の販促費用を投じる。売上高は同5.83％増の16億7,500万元を目指す。
一方、新光三越百貨の台中中港店は、母の日セールに向けリニューアルして顧客を呼び込む構えだ。台北市の繁華街、東区商圏で有名な喫茶店「Hana Cafe」やカレー専門店の「ＣｏＣｏ壱番屋」など21の新ブランドが３月下旬より相次いで入居する。
