ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

銅箔基板メーカーの稼働率上昇、中国メーデー向け調達始動で


ニュース 電子 作成日:2014年3月20日_記事番号:T00049273

銅箔基板メーカーの稼働率上昇、中国メーデー向け調達始動で

 中国の労働節(メーデー、5月1日)連休に向けた携帯電話およびコンシューマエレクトロニクス用プリント基板(PCB)の需要が高まる中、PCB材料の銅箔基板(CCL)メーカー大手、台光電子材料(エリート・マテリアル、EMC)でプリプレグ(PP)工程が受注に追い付かない状態となっている他、同業の聯茂電子(アイテック)でも稼働率が80%を超えており、両社の第1四半期売上高は非需要期ながら前期と同水準が見込まれている。20日付電子時報が報じた。

 また製品ラインアップの改善を進める台光電子材料は、サーバーや基地局用の高Tg(高耐熱温度)基板で既に欧米や中国の大手メーカーから認証を取得、少量出荷を開始しており、下半期には出荷量が増加する見通しだ。

 聯茂電子も、ネットワーク機器、携帯電話など向けにハロゲンフリーや高Tg基板といった高付加価値製品を生産する新竹第2工場(第1期、生産能力30万枚)が第2四半期に稼働する予定で、単月10%以上の増収をもたらすと見込まれている。