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ASUSのノートPC台湾販売、20%成長目指す


ニュース 電子 作成日:2014年3月20日_記事番号:T00049281

ASUSのノートPC台湾販売、20%成長目指す

 華碩電脳(ASUS)は19日、今年の台湾ノートパソコン市場で前年比20%成長の販売目標を掲げた。台湾市場シェアは昨年第3四半期に過去最高の46%を獲得したが、今年は50%を目指す。20日付経済日報などが報じた。

 マイクロソフト(MS)のウィンドウズXPのサポート終了を4月8日に控え、林福能・華碩聯合科技総経理は、今年のノートPC台湾市場について、法人向けが買い替え商機に当たり、政府の調達予算は前年比5~8%増と発表されたと説明。電子書籍(電子ブック)などの教育関連需要も高まっていると分析した。


ゲーム用PC「G56JR」。ASUSのゲーム用ノートPC台湾販売は40%に上る(ASUSリリースより)

 同社はゲーム用ノートPC市場も好感しており、同日「ROG G56JR」、「ROG G750JZ」を発表した。ゲーム用PCは7万~8万台湾元が相場だが、G56JRは4万3,900元(約15万円)に抑え、市場開拓を狙う。ゲーム用PC市場はタブレット型PC普及の影響を受けないとして、今年の出荷台数は50%増を目指す。

 一方、市場調査会社は軒並み今年のノートPC市場規模の横ばいまたは小幅な縮小を予想している。現在、日本や韓国などのノートPC大手が事業縮小を進めているとされ、台湾大手の宏碁(エイサー)も業績低迷に直面している。