ニュース 社会 作成日:2014年3月21日_記事番号:T00049284
中台間のサービス貿易協定に反対して立法院を占拠している学生運動で、広報担当の江昺崙氏(台湾大学台湾文学所)は21日午後、学生側が期限として設定した同日正午までに、馬英九総統との直接対話などを求めた要求に、政権側からの反応がなかったことに遺憾の意を表明した。学生グループは抗議活動をさらに拡大する方針だ。中央社などが報じた。
元民進党主席、施明徳氏の妻らが立法院の外壁に馬政権を批判する標語をペンキ書きした。学生たちは抗議したが、話し合いの結果、再び続けられた(21日=中央社)
学生らはサービス貿易協定そのものを差し戻すよう要求をエスカレートさせている。政権側がどのような反応を示すのか、午前11時から予定されていた馬総統、江宜樺行政院長、王金平立法院長らによる会談の結果が注目されていたが、延期となったため現段階で政権側による回答は行われていない。王立法院長は、今回の事態は議案審議をめぐる与野党争議から起きた問題であるため、まず与野党間で解決に向けた共通認識を得たいとして会談への欠席を表明、馬総統の了承を得た。
なお、抗議活動には台湾全土から大学生などが続々参加しており、21日付聯合報によると議場占拠の参加者は500人以上、内政部警政署によると20日午後10時時点で立法院を取り囲んだ学生らの数は2万3,000人以上に達した。
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