ニュース その他分野 作成日:2014年3月21日_記事番号:T00049287
経済部統計処が20日発表した1〜2月の輸出受注額は668億2,000万米ドルで、前年同期比1%増にとどまった。パソコンや液晶パネルを含む精密機器が需要低迷を受け同7.1%減の46億4,000万米ドルとなり、11カ月続くマイナス成長が全体の足を引っ張っている。21日付経済日報などが報じた。
一方、電子製品は1〜2月の輸出受注額が166億米ドルとなり、前年同期比8.2%増の成長を遂げた。モバイルデバイスの需要増でハイエンド製造プロセスのファウンドリーやICパッケージング・テスティング(封止・検査)などが安定した成長を見せた。中国(香港を含む)の受注増が顕著だった。情報通信製品も167億8,000万米ドルで同1.8%増となった。モバイルデバイスの受託生産の受注増が続いている。
2月の輸出受注額は307億1,000万米ドルで、春節(旧正月)の影響を受け前月比15%減となったが、季節要因を除けば同1.9%増だった。
林麗貞処長は3月の輸出受注見通しについて、前月比プラス成長は確実だが、前年同月比では大幅な成長は期待できないと述べた。また、不調の精密機器は液晶パネルが韓国メーカーの攻勢や中国の供給拡大を受け競争が非常に激化しており、マイナス成長が止まるかは楽観できないと述べた。
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