ニュース 金融 作成日:2014年3月21日_記事番号:T00049288
中央銀行(中銀)が20日に発表した銀行の国家リスク統計によると、昨年末時点で台湾の銀行業界による中国に対する「国際債権」の残高が649億2,100万12米ドルに達し、国・地域別で首位に浮上した。21日付聯合報が伝えた。。
国際債権は台湾の銀行(オフショア部門や海外支店を除く)が非居住者に対し、リスク移転なしで保有する債権(ローン、銀行間融資、海外投資など)を指す。国際債権はこれまで投資ファンドの登記が集中するルクセンブルクが最多だったが、銀行の人民元業務拡大を受け、中国本土が1位に浮上した。
中銀関係者は「中国本土で昨年第4四半期に金詰まりが起き、金利マージンが拡大したことから、台湾の銀行が中国資本の銀行に対し、人民元建ての銀行間融資や預金を行ったため、中国本土に対する債権が大幅に増加した」と説明した。
上位はこのほか、米国(474億4,900万米ドル)、ルクセンブルク(410億1,300万米ドル)、香港(195億4,600万ドル)の順となっている。
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