ニュース その他製造 作成日:2014年3月21日_記事番号:T00049293
製紙大手、正隆(CLC)は20日の董事会で、竹北工場(新竹県)の家庭用紙生産ラインを1本増設することを決議した。5月着工、来年8月の生産開始予定だ。投資額は12億8,000万台湾元(約43億円)。21日付経済日報が報じた。
竹北工場の月産能力は現在2,600トン。新ライン稼働で年産能力が3万2,000トン増え、同社の台湾の家庭用紙生産能力が倍増する見通しだ。
同社は台湾の家庭用紙輸入が年間6万トンに上り、市場の供給不足がうかがえると指摘した。同社はティッシュペーパー「春風(アンダンテ)」やトイレットペーパー、「蒲公英(ダンデライオン)」があり、家庭用紙台湾3位だ。
同社の2013年連結売上高は437億6,300万元で前年比5.84%減、純利益は11億1,600万元で同25%減だった。同社は、中国市場の減速、工業用紙値下げ競争、欧米市場の工業用紙の需要低迷が原因と説明した。
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