ニュース 電子 作成日:2014年3月21日_記事番号:T00049304
市場調査会社、ディスプレイサーチが20日発表した3月下旬の液晶テレビ用パネルオファー価格は、昨年下半期から続いた下落がほぼ止まった。一部パネルは原価割れに近く、メーカーは値上げを計画している。21日付経済日報が報じた。
32~46インチのテレビ用パネル価格は軒並み底打ちした。50インチ価格のみ2米ドル下落した。中国の労働節(メーデー、5月1日)連休向けの需要が急増し、中国や海外のテレビブランドからの調達が増えたためだ。
特に65インチの超大型パネルや、超高解像度4K2Kパネルの需要が強い。4K2Kパネルは良品率が低いため、供給できるメーカーが少ない。台湾大手2社、友達光電(AUO)と群創光電(イノラックス)は今年4K2Kテレビパネル市場でシェア6割を占め、業績が上向く見通しだ。
この他、21.5、23.6、24インチの液晶モニター用パネルも需給が逼迫(ひっぱく)しており21.5インチで価格が上昇した。ノートパソコン用パネルは14インチなど主流サイズで価格が上昇している。メーカーが利幅の大きい他のパネルを生産し、ノートPCパネルの供給量が減っているためだ。
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