ニュース 電子 作成日:2014年3月21日_記事番号:T00049305
半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)大手、矽品精密工業(SPIL)は20日の董事会で、今年の設備投資額を当初の96億台湾元から147億元(約490億円)に53%上方修正した。ハイエンド受注が予測を上回っているためだ。21日付蘋果日報などが報じた。
上積みした予算51億元のうち、台湾のフリップチップ(FC)実装の生産能力拡大やハイエンド検査装置の増設に40億元を、中国・蘇州工場(江蘇省)の新工場建設に11億元を充てる。
林文伯(バウ・リン)董事長は、通信製品やゲーム機向けで予想を超える受注があると指摘した。特にゲーム機は、中国が今年1月、外資系企業に対し上海自由貿易試験区での家庭用ゲーム機の製造・販売を14年ぶりに解禁したことで、今月から受注が伸びていると説明した。
証券会社は同社第1四半期連結売上高について、日月光半導体製造(ASE)の高雄K7工場の一部工程が違法排水問題で操業停止命令を下されたことで、聯発科技(メディアテック)などから振り替え受注を獲得しており、SPILが以前示した予測173億3,600万~180億9,000万元(前期比4~8%減)を上回るとの見通しを示した。
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