ニュース 電子 作成日:2014年3月24日_記事番号:T00049327
鴻海科技集団(フォックスコン)傘下の携帯電話受託生産大手、富智康集団(FIHモバイル)がこのほど行った2013年の業績報告によると、昨年の同社純利益は1億2,300万米ドルで、昨年の損失3億600万米ドルから黒字転換を果たした。なお同年の売上高は前年比4.6%減の約49億9,600万米ドルだった。これにより、間もなく発表される鴻海精密工業の昨年度業績にも好材料が加わることになる。22日付蘋果日報が報じた。
FIHモバイルによると、昨年の市況は全体として安定していたものの、競争の激化に伴い一部顧客が需要を落とすといった状況が発生したため、同社は顧客のさらなる多様化を進め、多くの中国ブランドから受注を獲得することに成功。生産ライン稼働率が上昇し、粗利益率も12年のマイナス0.01%から4.48%へと大幅に上昇した。
なお今年の方針についてFIHモバイルの童文欣董事長は、新製品、新興市場、新経営モデルに注力する「転換の年」となると語った。また、今年は市場でロー〜ミドルエンド携帯電話が主流となると予測され、これが同社の利益成長につながるとの見通しを示した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722