ニュース 電子 作成日:2014年3月24日_記事番号:T00049328
パソコンブランド大手、宏碁(エイサー)の施振栄(スタン・シー)董事長は23日、今後の経営立て直しについて「黒字回復は時間の問題だが、過去の栄光を取り戻すのに約3年はかかる」との見通しを示した。中央社電などが報じた。
施董事長は「中台サービス貿易協定の通過が多数派意見であれば尊重されるべき」と述べた(23日=中央社)
施董事長は「誤った経営方針を修正して黒字回復を急いでいる」と述べ、PCやタブレット型PC事業については、今年も市場競争が激しいが、知恵を絞って経営を正しい軌道に乗せねばならないと語った。
なお、学生らが反対運動を繰り広げている中台サービス貿易協定について施董事長は先週、「同協定が立法院を通過しなければ台湾産業に未来はない」との見方を表明した。「台湾サービス業のグローバル化は避けられない」とした上で、同協定は中国だけでなく世界各国・地域で成長できる道を切り開き、台湾サービス業の活躍の場を広げるべきと指摘した。
ただ、同協定の通過により台湾サービス業が大きな試練に直面する点は認め、反対派が問題視する開放条件を一部調整するなど、中国との協議も視野に解決策を出していくのが現実的だとも述べた。
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