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彰化銀、台新金控との合併案審議を延期


ニュース 金融 作成日:2008年1月13日_記事番号:T00004933

彰化銀、台新金控との合併案審議を延期

 
 台新金融控除と株式交換による合併を目指している彰化銀行は11日、株式交換比率を協議するため取締役会を開いたが、政府系株主の財政部が台新金控の示した株式交換案に同意していないことに加え、民間株主を代表して邱毅立法委員(国民党)が突然姿を見せるなどして、実質的な協議に入ることはできなかった。同行の取締役会は結局1月31日に延期された。12日付経済日報などが伝えた。

 双方の合併をめぐっては、株式交換比率を彰化銀1株に対し、台新金控株1.3株とする案に彰化銀側が難色を示している上、交換株式の40%を議決権のない特別株とする台新案にも反発が根強い。双方は3月の総統選挙までに合併を決める臨時株主総会の開催を見込んでいるが、曲折も予想される。台新側が交換比率の引き上げに応じるかどうかも注目点となる。