ニュース 電子 作成日:2014年3月24日_記事番号:T00049332
華碩電脳(ASUS)と宏碁(エイサー)は、マイクロソフト(MS)のウィンドウズ8.1搭載ノートパソコンを299米ドルで欧米市場に出荷した。グーグルのクロームブックに反撃するため、MSが3月からノートPCパートナープログラム「NPP」で、299米ドル以下の製品はライセンス料を70%オフとしているためだ。22日付蘋果日報が報じた。
ASUSの14、15インチのXシリーズは、広達電脳(クアンタ・コンピュータ)、エイサーの15インチAspire(アスパイア)シリーズは仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)の受託生産とされる。
欧米市場のユーザーは14インチ以上のノートPCを好む。業界関係者は、欧州は3月下旬から春の買い替えシーズンで、北米はアマゾン・ドット・コムの通販サイトで長らく299米ドル以下のクロームブックが人気ランキング上位を占めているため、MS補助対象のノートPC発売で、4~5月は販売台数が増えると予測した。
昨年の米国の法人向けPC市場で、MSのOS(基本ソフト)搭載ノートPCがシェア34%(前年43%)に縮小、クロームブックは9.6%(同0.2%)に拡大した。
IDCによると、昨年の300米ドル以下のノートPC市場シェアは▽ヒューレット・パッカード(HP)、19%▽ASUS、14%▽聯想集団(レノボ)とサムスン電子、各12%▽エイサー、10%──の順だった。
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