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2月の求人倍率、16年来最高の2.23倍【図】


ニュース その他分野 作成日:2014年3月25日_記事番号:T00049342

2月の求人倍率、16年来最高の2.23倍【図】

 労働部の労働力発展署(労発署)が24日発表した統計によると、2月は新規求職者6万1,654人に対し13万7,472件の求人があり、新規求人倍率は約16年来で最高の2.23倍に達した。春節(旧正月)後が転職シーズンに当たるのも一因になっている。25日付工商時報が報じた。

 2月は新規求職者が前月比10.85%増えたが、求人件数はそれをはるかに上回る同40.38%増えた。求人件数は5カ月ぶりにプラス成長し、増加幅はここ1年ほどで最大だった。

 労発署によると、米国経済の回復も受けて8割の産業で2月の人材需要が高まった。中でも製造業の求人件数が前月比72.2%増と増加幅が最大で、運輸・倉庫業も同33.93%増に達した。

 なお、職業別では幹部候補や売り場責任者を含む「事務所監督人員」の求人倍率が16.47倍と最高で、このうち20.6%が台北市に集中しており、次いで新北市(14.5%)、台南市(12.9%)の順に高かった。