ニュース その他製造 作成日:2014年3月25日_記事番号:T00049343
経済部統計処が24日発表した1~2月の工業生産指数は94.43ポイントで、前年同期比2.1%上昇した。そのうち9割以上を占める製造業生産指数は94.26ポイントで同2.32%上昇し、第1四半期はプラス成長が見込めそうだ。25日付工商時報などが報じた。
経済部は1~2月の製造業指数がプラス成長だった主因に、半導体、発光ダイオード(LED)、太陽光電池などの増産、石化、鉄鋼が春節明けに在庫補充で需要増、機械、自動車市場の回復などを挙げた。一方、ハンドヘルドデバイスは市場競争激化から減産を余儀なくされていると指摘した。
なお、2月の工業生産指数は87.99ポイントで、前月比12.77%下落、前年同月比7%上昇した。製造業生産指数は88.04ポイントで前月比12.37%下落、前年同月比7.59%上昇した。春節(旧正月)連休で、2月の営業日は昨年より5日多かったため前年同月比は過去1年で最高の上昇率となった。
今後の見通しについて経済部は、欧米景気の回復や、中国の労働節(メーデー、5月1日)連休向けの在庫補充などで、半導体、光学部品、石化、機械などの生産が伸びると分析した。
統計処の楊貴顕副処長は、学生らが繰り広げている中台サービス貿易協定への抗議運動について、工業生産への影響は短期的には小さいが、輸出に頼る台湾にとっては抗議が長引けば打撃を受けると指摘した。
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