ニュース 金融 作成日:2014年3月25日_記事番号:T00049345
金融監督管理委員会(金管会)は24日、国泰世華商業銀行(キャセイ・ユナイテッド・バンク)が申請していた、中国・上海市での子銀行開設を認可した。同行は中国・銀行業監督管理委員会(銀監会)の承認を得た後、既存の上海分行(地域本部、支社)および閔行支行を統括する子銀行を設置し、拠点網拡大のスピードアップを目指す方針だ。25日付工商時報が報じた。
銀行関係者によると、中国において台湾の銀行が分行を設置する場合は、地域ごとに毎回申請が必要となるが、子銀行を設立すれば開設が比較的速やかになり、拠点の拡大に有利になるという。
このため、国泰世華銀の他、玉山商業銀行(Eサン・コマーシャル・バンク)と台湾銀行も中国子銀行の設置を董事会で決議するなど、現在多くの銀行が子銀行開設に向けた準備を進めている。
なお国泰世華銀の上海分行は、昨年通年の利益が1,000万米ドルを突破し、特に12月は台湾の銀行が中国に設置している分行の中で成長率上位2位に入った。
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