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裕隆汽車13年は19%減益、ラクスジェン開発コストが重荷


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2014年3月25日_記事番号:T00049353

裕隆汽車13年は19%減益、ラクスジェン開発コストが重荷

 裕隆集団傘下、裕隆汽車(ユーロン・モーター)の2013年純利益は23億7,100万台湾元(約79億円)で前年比19.79%の大幅減となった。自社ブランド「ラクスジェン(LUXGEN)」の新車開発コストと中国・台湾での販売が予測を下回ったことが足を引っ張った。25日付工商時報が報じた。

 ただ、同社主管によると、年初から台湾で販売しているスポーツ用多目的車(SUV)、ラクスジェンU6ターボは予測を上回る売れ行きで、6月に発売開始の中国市場も好感できることから、今年は増益が期待できそうだ。証券会社は、12年の30億元近くまで回復すると予測した。

 昨年のラクスジェン販売台数は台湾で約7,000台、中国では約3万2,500台だった。今年はU6ターボに期待が持てることからそれぞれ1万5,000台、4万5,000台への大幅成長を予測している。

 同じく裕隆集団傘下の裕隆日産汽車の純利益は73億元(前年比48.07%増)、中華汽車工業(チャイナ・モーター)は25億3,200万元(同17.44%増)だった。