ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

14年の半導体設備投資額、3強で51%=ICインサイツ【表】


ニュース 電子 作成日:2014年3月25日_記事番号:T00049358

14年の半導体設備投資額、3強で51%=ICインサイツ【表】

 市場調査会社ICインサイツによると、半導体業界の2014年設備投資額は前年比8%増の622億3,000万米ドルで、サムスン電子、インテル、台湾積体電路製造(TSMC)の上位3社だけで51.8%を占めると予測した。業界関係者は、製造プロセスの微細化により投資額が増加し、既に20ナノプロセスでは工場建設に70億米ドル、研究開発(R&D)に15億米ドル以上が必要となっていると指摘。上位3社と下位の投資額には大きな差があり、2017年の10ナノプロセス時代には上位3社しか大規模投資を行えなくなると予測した。25日付工商時報が報じた。

 上位3社の投資額は▽サムスン、115億米ドル(前年比1%減)▽インテル、110億米ドル(同4%増)▽TSMC、97億米ドル(横ばい)──と予測した。

 上位10社が全体の81%を占め、サムスンを除く9社が前年より増額すると分析した。中でも8位のサンディスクは前年比86%の大幅増で、東芝と合弁のNAND型フラッシュ工場の下半期量産や立体構造NANDフラッシュの研究開発(R&D)加速に16億米ドルを投じる。