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台達電、米傘下企業にソーラー発電システムを設置


ニュース その他製造 作成日:2008年1月13日_記事番号:T00004936

台達電、米傘下企業にソーラー発電システムを設置

 
 台達電子工業(デルタ・エレクトロニクス)は11日、同社傘下で米国ノースカロライナ州のDPC社ビルに、出力30キロワット(KW)のソーラー発電装置の設置を完了したことを明らかにした。これは台達電自らが組み立てを行った米国最大のシステムで、通常の送電システムとも連動しており、日照が十分な時にはソーラーシステムが日常電力をビルに供給する。

 欧州では今月、太陽電池モジュールの値下がり幅が過去1年で最大となったが、米国では需要が強く、価格も維持されている。

 台達電は近年、太陽エネルギー産業に注力しており、傘下の太陽電池メーカー、旺能光電の昨年12月の売上高は4億5,600万台湾元(約15億2,800万円)の高水準を記録し、通年でも前年比126%増の48億1,100万元と過去最高を記録した。旺能の年産能力は100メガワット(MW)で、単結晶シリコン太陽電池の変換効率は16.8%を超え、多結晶でも15.6%以上となっており、薄膜太陽電池への参入も検討中だ。12日付経済日報が伝えた。