ニュース 金融 作成日:2014年3月26日_記事番号:T00049372
中央銀行(中銀)が25日発表した2月末時点の金融機関の外貨預金残高は前月比901億台湾元増の3兆5,356億元(約11兆8,000億円)となり、過去最高を記録した。増加分のうち約500億元は企業の海外からの代金回収だが、残り約400億元は個人預金によるもので、ほとんどが人民元建て預金だった。中銀は、人民元は2月に大きく下落したものの、一時的な現象とみて人民元預金の買い増しに走った個人が増えたと指摘した。26日付経済日報が報じた。
中銀経済研究処(経研処)の陳一端副処長によると、台湾市場に出回っていた2,000億元以上の現金通貨が春節(旧正月)後に金融機関に回帰したが、その際個人の多くが金利の高い人民元建てで預金した。なお、人民元預金の多くは金利の低い台湾元からの切り替えで、一部では米ドルから切り替えた個人もいたという。
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