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大江生医、日・欧市場開拓を強化


ニュース 医薬 作成日:2014年3月26日_記事番号:T00049376

大江生医、日・欧市場開拓を強化

 保健機能食品や基礎化粧品の研究開発(R&D)、生産、販売を手掛ける大江生医(TCI)は今年、近年進めている日本および欧州市場の開拓を強化する構えで、大同薬品工業(本社・奈良県葛城市、髙橋豊社長)と協力意向書の締結も予定している。26日付工商時報が報じた。

 大江生医は今年、第1四半期に日本の新顧客向け製品の試験生産開始しており、第2四半期から量産に入る予定だ。

 また欧州では美容商品がフランスの大型化粧品専門店「セフォラ」の販路に乗り、昨年は500万個販売した。さらに今後、欧州の他地域や米国にも販路が広がる見通しで、第2四半期から売上高への貢献が見込まれる。

 大江生医の林詠翔・研究開発部総経理は、「保健食品と基礎化粧品の世界市場規模は約20兆台湾元(約67兆円)で、シェア0.01%を確保すれば年間売上高は200億元(昨年は約14億元)に達する」と説明。その上で「当社は既に29カ国・地域に進出しており、現在の製品開発能力、生産基盤をもってすれば近い将来に達成可能」との見方を示した。