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台塑石化のエチレンプラント故障、相場急騰


ニュース 石油・化学 作成日:2008年1月13日_記事番号:T00004938

台塑石化のエチレンプラント故障、相場急騰

 
 エチレン年産能力が120万トンの台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル)オレフィン第3プラント(雲林県麦寮郷)で10日、蒸気管が破損する故障が発生した。また、台湾中油が11日、エチレンの減産を決め、アジアのエチレン直物市場価格は品薄感から1トン当たり1,400米ドルを付け、先週より100米ドル値上がりした。石油化学業界の中間原料各社は、コストを再算出する必要があるため、受注を一時的に見合わせた。12日付経済日報が伝えた。

 台塑石化は在庫分を第6ナフサ分解プラントで操業する台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス)、南亜塑膠(南亜プラスチック)、台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー)などに優先供給する方針で、その他の取引先には修理に2~3日を要するため、一時供給ができないとの通知を送った。