ニュース 電子 作成日:2014年3月26日_記事番号:T00049389
韓国メディアの報道を基に26日付経済日報などが報じたところによると、サムスン電子は米国テキサス州オースティン工場で設備稼働率が低下し、設備投資額を削減している。同工場はプロセッサーの生産工場で、関係者はアップルからの受注が予測を下回っていると語っており、台湾積体電路製造(TSMC)がアップルの次世代プロセッサー「A8」を大量に受注したためとみられる。
オースティン工場は1996年からこれまでに130億米ドルを投じ、同社最大の海外投資先で、従業員は5,500人に上る。サムスン主管は2月の設備稼働率が70%に満たず、今年の設備投資額は25%削減するとしている。また、同工場は13年第1四半期の純損失が35億ウォンに上るなど経営が悪化していることも減産につながっているという。
米資産運用会社、アライアンス・バーンスタインは、サムスンはリソースを20ナノメートル製造プロセスから次世代の14、16ナノプロセスに移行しており、20ナノプロセスによる「A8」受注の可能性が低くなっている一方、TSMCの見通しは明るいと指摘している。
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