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燦坤、シャープから電子レンジを大量受注


ニュース 家電 作成日:2008年1月13日_記事番号:T00004939

燦坤、シャープから電子レンジを大量受注

 
 小型家電受託製造で世界最大手の燦坤実業集団は、シャープから電子レンジ300万台を受注したことを明らかにした。今年、電子レンジの出荷台数は昨年の66万台から5倍以上増となる410万台を見込む。さらに近くスチーム電子レンジも発売する計画だ。 12日付経済日報が伝えた。

 ショウ州(ショウはさんずいに章)燦坤の楊万春製造総経理は、シャープからの受注は一般的なタイプの電子レンジが主で、受注が大量になるため、シャープ向けに専用の生産ラインを設置することを明らかにした。同社はこれまでも、シャープ向けに炊飯器やオーブンの製造販売を行っている。

 福建省ショウ州市龍池開発工業区にあるショウ州燦坤は燦坤集団の重要な製造拠点で、敷地面積50万坪、社員は1万5,000人、組み立て生産ライン180本を有し、1日最大で50万台の小型家電を生産できる。中国税関のまとめでは昨年、燦坤の調理用家電製品出荷台数は2,000万台で、金額ベースでは3億米ドルに上り、世界シェアの25%を占めた。