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「学生への暴力に抗議」、駐日代表処前で集会


ニュース 社会 作成日:2014年3月27日_記事番号:T00049397

「学生への暴力に抗議」、駐日代表処前で集会

 中台サービス貿易協定に反対する抗議行動で、行政院を占拠した群衆を警察が暴力的に強制排除したことを受け、台北駐日経済文化代表処(東京都港区)前では26日午後、約300人が抗議集会を開いた。27日付自由時報が伝えた。


沈代表は先日、学生の抗議運動について「台湾は十分な知恵を持っており、理性的に解決できると信じている」と語った(中央社)

 抗議集会に参加したのは、「頑張れ日本!全国行動委員会」、台湾研究フォーラムなど台湾に友好的な日本側の団体、在日台湾同郷会、在日台湾婦女会、日本台湾医師聯合、台湾独立建国聯盟日本本部代表ら在日台湾人団体、日本に留学中の台湾人学生ら。

 参加者は「学生に暴力を加えた馬英九政権を許せない」「日本人は台湾を応援している」などと気勢を上げ、台湾で抗議活動を続ける学生らへの連帯を表明した。

 全国行動委と台湾研究フォーラムは同日、「学生は理性的な態度で民主主義を守る勇者であり、暴徒ではない。台湾政府が不当な手段で人権を踏みにじることをやめるよう要求する」との内容の要求書を沈斯淳駐日代表に提出した。

 要求書はまた、中台サービス貿易協定について、「中国が台湾をのみ込む道を開くもので、日本とアジアの平和と安全を脅かす」と懸念を表明した。