ニュース 運輸 作成日:2014年3月27日_記事番号:T00049400
海上コンテナ輸送の徳翔海運(T.S.ラインズ)は、中国の交通運輸部から中台航路事業を許可され、第1便が4月20日に上海を出港する。27日付工商時報が報じた。
第1便は832TEU(20フィートコンテナ換算)積載可能な「和洋輪」で基隆、台中、高雄港をめぐる。正利航業(CNCライン)と船腹交換で、週2便のサービスを提供する。
徳翔は中台間の海運直航が実現した5年前に申請していたものの、中国側はこれまで供給過剰、運賃低迷などを理由に許可を渋っていた。
業界関係者は、台湾~上海間の貨物運賃は、台湾行きは150~200米ドルだが、上海行きは好況でも50米ドル、現在はゼロだと指摘した。
交通部航港局の許国慶主任秘書は、昨年4月の協議で中国側が上海航路の発給を渋ったものの、華北地域の就航2隻を認めさせ、長栄海運(エバーグリーン・マリン)が1隻の枠を使っていると話した。今後、万海航運(ワンハイラインズ)が使用し、上海にも寄港する。
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