ニュース 電子 作成日:2014年3月27日_記事番号:T00049415
宏達国際電子(HTC)の周永明執行長は25日、今年度のスマートフォン旗艦機種「HTC One(M8)」発表会で、同社の長期目標は世界市場シェア8~10%で、利益も重視すると表明した。昨年の市場シェアは2%で、HTC One(M8)とロー~ミドルエンド機種の成功の可否が鍵となる。27日付工商時報が報じた。
周執行長が米国でHTC One(M8)を発表した2時間後には米ベライゾンが発売。他の米国通信キャリア3社もインターネット予約販売を開始した(同社リリースより)
周執行長は、「今年の販売は必ず昨年より良くなる」と自信満々だ。同社は昨年のHTC Oneで筐体、カメラモジュールの良品率が低く発売当初の供給不足を招き、2年連続で旗艦機種が販売不調となった。今年のHTC One(M8)で盛り返せるか注目されている。
周執行長は、従来は発表時期を重視するあまり、生産や販路との協力がおろそかになったが、今年は発表を急がず製品、販路の準備が整ってから発売したと説明した。供給不足は絶対に起こさないと述べた。
周執行長は、現段階の注力点は成功する製品を発売し、販売台数を拡大することで、将来はハイエンド、ミドルエンド、ローエンドの市場シェア、製品価値のバランスを取ると述べた。
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