ニュース 電子 作成日:2014年3月27日_記事番号:T00049417
携帯電話カメラレンズ世界最大手、大立光電(ラーガン・プレシジョン)が深圳欧菲光科技(深圳Oフィルムテック)と提携し、レンズからモジュールまで垂直統合を構築するとの市場観測が出ている。もしこの強者同士が手を組むことになれば、中国の携帯電話用カメラレンズモジュール市場を制覇すると業界ではみられている。ラーガンはノーコメントだ。27日付経済日報が報じた。
業界関係者の分析によると、ラーガンはカメラレンズの技術力でアップル、サムスン電子、ノキアなどから受注したが、近年特に中国市場ではカメラレンズだけでは市場を掌握できない状況だ。こうした中、ラーガンは欧菲光の中国販路や人脈を利用して中国市場シェアを図る狙いがうかがえる。欧菲光は、中国のレンズモジュール市場で舜宇光学科技(サニー・オプティカル・テクノロジー)に次ぐ2位。
市場アナリストによると、中国では近年500万〜800万画素レンズを中心にレンズモジュールメーカーが続々と誕生し、今年の生産能力は倍増する見通しだ。ラーガンと欧菲光の提携は、同市場への参入障壁の役割も果たす。
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