ニュース 社会 作成日:2014年3月28日_記事番号:T00049424
 この冬、コンビニエンスストアやスーパーマーケットが相次いで販売を開始し、一大ヒット商品となったソフトクリーム。その場で絞り出すため栄養表示の義務がないが、健康情報誌「康健雑誌(コモンヘルスマガジン)」は実は油脂を多く含む高カロリー食品だと注意を呼び掛けている。
康健雑誌が今回調査を行ったのは、▽セブン−イレブン▽全家便利商店(台湾ファミリーマート)▽義美食品(I-Meiフーズ)▽松青超市(マツセイ)▽頂好超市(ウエルカム)▽コストコ▽バーガーキング▽IKEA▽マクドナルド――の9社が販売しているソフトクリーム。
調査結果によると、最もカロリーが高かったのはセブン−イレブンで、コーン部分を含め1本(126グラム)当たり246キロカロリー(kcal)。これに▽ファミリーマートのバニラソフトクリーム(136g)、230kcal▽コストコのヨーグルトソフトクリーム(281g)、219kcal▽義美のミルクソフトクリーム(129g)、213kcal――と続いた。
康健雑誌によると、ソフトクリームの滑らかな口当たりは油脂が含まれているからだ。特にセブン−イレブンのソフトクリームはカロリーの約40%が油脂で、1本食べると、スプーン2杯分の油を飲んだのと同じだという。
肥満専門の開業医、蕭敦仁医師は、「セブン−イレブンのソフトクリームにはご飯1杯と同等のカロリーが含まれ、消費するには体重60キログラムの成人で1時間のウォーキングが必要」と指摘した。馬偕紀念医院・家庭医学科の詹欣隆医師も、「もし1本250kcalのソフトクリームを毎日食べ続ければ、1カ月で1キロ太る」と警告した。
これから暑くなるにつれ、ソフトクリームがますますおいしく感じられる。各社が取り扱い店舗を増やす中、誘惑に打ち勝てるだろうか。
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