ニュース 政治 作成日:2014年3月28日_記事番号:T00049428
李登輝元総統は27日、中台サービス貿易協定に反対する学生らが立法院を占拠している事態について、「政府の説明不足で、市民は中台サービス貿易協定を理解していない」と指摘。「市民から選ばれた総統ら公職者は、市民の疑問に対して説明する必要がある」、「政府は市民、特に学生の意見に耳を傾けるべきで、武力で排除すべきではない」と馬英九政権のこれまでの対応を非難した。28日付自由時報が報じた。
李元総統(中)は、先日の警察による学生の強制排除でけが人がでたことについて「殴られている姿を見るのは耐えられない」と涙を浮かべた(27日=中央社)
李元総統は同日、台中市のラジオ局、大千電台(スーパーFM)の番組に出演し、馬総統に対し「もう専制主義の時代ではない。誠意があるならどうして自ら学生らと対話をしないのか」と語気を強めた。
また、王金平立法院長に対して、学生、政府双方の条件を取り下げさせた上で、公民憲政会議か国是会議を開催し、企業家や関係者、学生の意見を交えながら一つずつ問題の解決を図るべきだと呼び掛けた。
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