ニュース 金融 作成日:2014年3月28日_記事番号:T00049432
台湾を人民元オフショアセンターとして発展させる計画に政府が注力する一方で、資金の流動性に課題が浮上する中、中央銀行(中銀)は27日、人民元の資金プールを拡充すること、および中国人民銀行と人民元の還流メカニズム拡大について協議を進めることで解決を図る方針を示した。28日付経済日報が報じた。

資金プールの拡充について中銀は、企業に対し中台貿易の人民元による直接決済を奨励、台湾における人民元への交換上限、1日1人当たり2万人民元(約33万円)の緩和などを進める方針だ。
還流メカニズムの拡大については、台湾の金融機関による中国企業への人民元融資が可能となるよう中国人民銀行と協議する他、中台間の通貨スワップ協定締結についても「機運が高まっている」との見方を中銀は示した。
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