ニュース 家電 作成日:2014年3月28日_記事番号:T00049441
家電ブランド大手、東元電機(TECO)はこのほど、日本の大手鉄鋼メーカーから業務用エアコンの数年間にわたる大口受注を獲得した。北海道から九州まで全国各地に導入される予定で、今年100台以上を納入する。同社が業務用エアコンで日本から受注を獲得したのは初めて。同社の中国や東南アジア市場進出に追い風となりそうだ。28日付経済日報が報じた。
TECOは業務用エアコンでチラーの堃霖冷凍機械と提携し、中国、東南アジア市場で4年後の売上高100億台湾元(約330億円)を目標としている。主力はビル用マルチエアコン(VRF)とチラーを結合した製品で、工場や住宅、高級住宅などの他、海外での需要拡大が見込まれる。
なお、業務用エアコンの他、重電、モーターが業績の主力となっている同社は今年、家電新製品へのクラウド、スマート技術導入に注力しており、家電事業の売上高2桁成長、初の100億元突破を目標としている。昨年の連結売上高は566億3,600万元、前年比17.96%増だった。
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