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コンパル、13年Q4は80%増益


ニュース 電子 作成日:2014年3月28日_記事番号:T00049444

コンパル、13年Q4は80%増益

 ノートパソコン受託生産大手、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)が27日発表した昨年第4四半期の連結純利益は24億4,600万台湾元(約82億円)で前年同期比80%増となり、過去10四半期で最高を記録した。連結売上高は1,934億6,400万元で前期比17%増だった。28日付経済日報が報じた。

 同社は昨年第3四半期に傘下の携帯電話キャリア、威宝電信(ビボテレコム)の株式を台湾之星移動電信に譲渡したことで27億2,900万元の純損失を計上したが、第4四半期は黒字転換を果たした。

 昨年通年の連結売上高は6,927億4,800万元で前年比1.44%増、連結純利益は29億400万元だった。PC産業の低迷が続いており、昨年同社は調整期に当たったもようだ。

 コンパルは今年2月27日に、傘下の通信機器生産メーカー、華宝通訊(コンパル・コミュニケーションズ)との経営統合を完了している。例年の非需要期に当たる第1四半期で業績は底打ちし、第2四半期以降はタブレット型PCやスマートフォンの新規受注貢献により回復する見通しだ。