ニュース 電子 作成日:2014年3月28日_記事番号:T00049447
28日付電子時報によると、台湾積体電路製造(TSMC)は16ナノメートル立体構造トランジスタ(FinFET)製造プロセスについて、3種類のバージョン導入を計画しているとの観測が出ている。そのうち2種類が今年末に試験生産、来年初めに量産に入るとみられ、もう1種類は2015〜16年に試験生産に入る見通しとされる。
TSMCの措置は、20ナノ以下のFinFETプロセス技術で、14ナノプロセスの開発を進めるインテル、サムスン電子に対抗する意図があるとされる。
来年初めに量産に入るとされるTSMCの16ナノプロセス2種類は、アップルの次世代プロセッサー「A9」の受注に向け大きな武器とされる。しかし、サムスンの14ナノプロセスもTSMCに対抗し、早ければ今年末にも試験生産に入ると伝えられており、両社の競争では良品率が鍵を握ると業界関係者は指摘している。
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