ニュース 商業・サービス 作成日:2014年3月31日_記事番号:T00049470
富邦集団傘下、テレビショッピング「富邦momo購物台」を展開する富邦媒体科技は28日、ドラッグストア「momo薬粧」を優盛医学科技(ロスマックス)の100%子会社、勝霖薬品に売却すると発表した。同社は昨年にも百貨店、「momo百貨」の経営権を微風広場(ブリーズセンター)に譲渡しており、momo薬粧の売却で実店舗事業から完全に撤退し、テレビショッピング、インターネット販売に集中する。29日付蘋果日報などが報じた。
台湾全土に31店舗を展開するmomo薬粧は、昨年の売上高が6億台湾元(約20億円)に上ったものの赤字を計上した。富邦媒体科技は、momo薬粧の売上高は全体の3%にすぎず、売却による影響は小さいと強調した。市場では早ければ5月にも勝霖薬品が経営を引き継ぐと予測している。売却額は3億元に上る見通しだ。
勝霖薬品は、薬局兼ドラッグストアチェーンの「佑全保健薬粧」を展開。昨年、生達化学製薬(スタンダードケム&ファーム)傘下の薬局チェーン「健康人生」を合併したことで店舗数が100店を超え、台湾屈臣氏(台湾ワトソンズ)、康是美(コスメッド)に次ぐ台湾3位となっている。
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