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統一企業の昨年利益、過去最高の127億元【図】


ニュース 食品 作成日:2014年3月31日_記事番号:T00049474

統一企業の昨年利益、過去最高の127億元【図】

 食品最大手、統一企業(ユニプレジデント)が28日発表した2013年純利益は、前年比29.3%増の127億6,400万台湾元(約430億円)で過去最高を記録した。統一超商(プレジデント・チェーンストア)、台湾神隆(サイノファーム台湾)、統一実業など傘下企業の増益がけん引した。連結売上高は前年比4.2%増の4,230億5,600万元で、▽食品▽コンビニエンスストア▽流通▽包装容器▽製薬──などで同2〜19%の増収となった。29日付工商時報などが報じた。

 傘下企業の純利益はそれぞれ▽統一超商、80億3,700万元(前年比35.9%増)▽サイノファーム、12億7,300万元(同8.7増)▽統一実業、12億5,600万元(同383.1%増)──。

 証券会社は、統一企業は5月にはスポーツドリンク市場への復帰も果たす他、中国の飲料、食品工場は40カ所に上る見通しで、今年の業績見通しは明るいと指摘した。

 なお、統一超商のセブン−イレブンは、台湾で爆発的な人気となった日本のチョコレート菓子「ブラックサンダー(中国語名・黒雷神)」のアイスクリームをきょう(31日)から独占販売を開始。夏の冷菓商戦の先陣を切った。