ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2014年3月31日_記事番号:T00049475
中国鋼鉄(CSC)は28日、全興国際集団(GSKグループ)で自動車部品を手掛ける全興工業、至興精機(ファイン・ブレーキング・アンド・ツール)と提携し、自動車部品の重要技術の確立、研究開発(R&D)を行う「自動車応用聯合実験室」を設立すると発表した。CSCは台湾内外の自動車向け鉄鋼市場の開拓を積極的に行っているが、全興集団との提携でさらなる商機拡大を狙う。29日付工商時報などが報じた。

調印式に参加した鄒若斉CSC董事長(右)と呉崇儀全興工業執行長(左)。全興工業は年間CSCから2万トン以上の鋼材を調達している(CSCリリースより)
今回提携する全興工業は自動車用シート、シートベルト、エアバックなどを手掛け、世界市場でも上位に入るメーカー。CSCとは自動車用シート開発で提携実績があり、今後さらに緊密な関係を築く計画だ。
CSCはここ数年、自動車産業とR&D聯盟を設立し、自動車高強度鉄鋼の開発、試験生産・認証を経て量産に入っており、域内自動車関連産業へ良質材料を提供する態勢を整えている。
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