ニュース 電子 作成日:2014年3月31日_記事番号:T00049482
アップルの12インチタブレット型パソコン発売は今年第4四半期初めとみられていたが、2015年に延期したとの市場観測が浮上している。受託生産を手掛けるとされる広達電脳(クアンタ・コンピューター)の打撃が懸念されるが、同社はノートPC受託生産業務の安定成長、クラウドコンピューティング用サーバー需要の高まりなどで、今年の売上高、利益は前年を上回る見通しだ。31日付電子時報などが報じた。
同社のサーバー業務は、ヒューレット・パッカード(HP)、デルなどの受託生産以外に、アマゾン・ドット・コムやフェイスブックなどからの直接調達が増え、自社ブランドの売上構成比は2011年の34%から13年は85%まで拡大し、今年は92%に迫る勢いだ。
同社の今年のノートPC出荷予測は前年比5~10%増で、4,500万~4,740万台となる見通しだ。アップルが下半期に発売するとされる腕時計型ウエアラブルデバイス(装着型端末)「iWatch」の受託生産も英業達(インベンテック)の他、クアンタ傘下の鼎天国際(ロイヤルテック)が受注したとみられる。
クアンタが28日に発表した2013年連結売上高は前年比14.1%減の8,804億台湾元(約3兆円)、純利益は同19.3%減の186億1,800万元で過去3年で最低だった。
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