ニュース 電子 作成日:2014年3月31日_記事番号:T00049484
電子ペーパー(EPD)の元太科技工業(イーインクホールディングス、EIH)が28日発表した昨年の純利益は2,900万台湾元(約1億円)で黒字転換を果たした。特に第4四半期の純利益が、特許技術の権利金収入を中心とする営業外利益約8億元などを含む10億1,900万元だったことが貢献した。昨年の連結売上高は189億500万元(前年比29%減)だった。29日付蘋果日報が報じた。
元太は電子ブックリーダー市場がタブレット型パソコンの侵食を受けた影響で、第1〜2四半期に赤字を計上していた。
今年の見通しについて同社の陳彦松財務長は、第1四半期はEPDの非需要期と春節(旧正月)の営業日減の影響で谷底となり、昨年同様四半期ごとに需要が拡大し、売上高も伸びていくと述べた。
陳財務長はまた、顧客が同社のEPDを採用した2画面スマートフォンを発売するなど、新たな応用先も積極的に開拓しているが、売上高に貢献するまでには時間がかかるとの考えを示した。
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