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百貨店の母の日セール前哨戦、今週から本格化【表】


ニュース 商業・サービス 作成日:2014年4月1日_記事番号:T00049501

百貨店の母の日セール前哨戦、今週から本格化【表】

 百貨店業界では、5月11日の母親節(母の日)商戦に向けた前哨戦セールが今週から本格化する。1日付工商時報が報じた。

 遠東百貨(ファーイースタン・デパートメントストアズ)は既に3月27日からセールをスタート。台中大遠百(トップシティー)では最初の4日間で前年同期比20%増となる6億台湾元(約20億円)を売り上げている。なお遠東百貨では全9店舗でセール対象商品購入に対する還元率を業界最高の18%に設定しており、セール期間全体の売上高も2桁成長を見込んでいる。

 太平洋崇光百貨(太平洋そごう)もきょう(1日)から20日までSOGO聯名カードまたは国泰世華銀行(キャセイ・ユナイテッド・バンク)のクレジットカードを使って1店舗で5,000元消費するごとに4%割引券(使用期限5月11日まで)を進呈する。セール期間の化粧品売上高で前年同期比10%成長を目指す。

 新光三越百貨は3日から台中中港店で、10日から台北南西店でセールを開始、母の日商戦全体の売上高では前年同期比4.5%成長を狙う。

 なお新光三越の周宝文・販促部長は、同社1〜3月売上高は前年同期比8.2%成長が見込め、景気の回復傾向が見て取れると語った。