台湾の発光ダイオード（ＬＥＤ）照明大手３社は、ドイツのフランクフルトで３月30日から４月４日まで開かれている照明・建築技術の見本市「ライト＋ビルディング2014」にそろって出展している。
１日付経済日報によると、億光電子工業（エバーライト・エレクトロニクス）は、自社ブランド電球「ゼナロ（Zenaro）」で出展。光宝科技（ライトン・テクノロジー）は業界最小のＣＳＰ（チップ・スケール・パッケージ）超小型化光源、隆達電子（レクスター・エレクトロニクス）は新型クリスタルＬＥＤ電球などを展示する。
新製品効果は第２四半期以降に表れるとみられるが、ＬＥＤ照明各社の３月の業績は好調で、エバーライトとレクスターは前月比で少なくとも20％の増収を見込む。
レクスター幹部は「３月の受注が目立って増加し設備稼働率は80％以上に達し、ＬＥＤ照明が売上高に占める割合は昨年30％から、今年は40％に高まる見通しだ」と述べた。
