ニュース 電子 作成日:2014年4月1日_記事番号:T00049512
ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の3DIC(3次元実装)参入に続き、業界観測によると、米マイクロン・テクノロジー傘下のDRAMメーカー、華亜科技(イノテラ・メモリーズ)と半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)最大手、日月光半導体製造(ASE)が合弁で3DIC工場を設立するようだ。マイクロンはまずTSV(シリコン貫通電極)技術を用いた統合チップで、TSMCのロジックIC陣営に挑むとされる。ただ、関係各社から発表はない。1日付電子時報が報じた。
工場の候補地は、マイクロンと南亜科技の合弁だった美亜科技がイノテラに売却した工場、またはASEの工場がある桃園県中レキ市(レキは土へんに歴)とみられる。マイクロンの仲立ちで、イノテラとASEは1年以上、3DIC提携について協議しているという。
イノテラとASEはTSV技術をメモリーだけでなく、アプリケーションプロセッサー(AP)とモバイルRAMの統合製品に応用する可能性もある。業界関係者は、両社の計画によると、月産能力は当初1万枚で、マイクロンが技術供与と販売を手掛け、イノテラとASEに生産を委託すると話した。
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