ニュース 社会 作成日:2014年4月2日_記事番号:T00049518
中台サービス貿易協定の議会承認手続きをめぐり、学生らが立法院を占拠する抗議行動を続ける中、有力暴力団「竹聯幇」の精神的リーダー、張安楽氏が1日午後、数百人を引き連れて立法院前に現れ、学生らに挑発的な言動を繰り返した。2日付自由時報が伝えた。
中華統一促進党の総裁でもある張氏は学生たちに「お前たちは中国人失格だ!」などとののしった(1日=中央社)
「白狼」の別名を持つ張氏は、台湾労工福利聯盟などの団体と共に、警官隊を間に挟んで、学生らと3時間余りにわたりにらみ合った。
張氏は結局、「立法院の議場を明け渡さなければ、俺はまた来る」などと言い残し、現場を立ち去ったが、学生らは路上に座り込み、挑発には乗らない冷静な態度を貫いた。
張氏は前日の記者会見で、2,000人を集めて立法院の議場に突入するなどと息巻いていたが、大きな混乱には発展しなかった。
野党議員からは、張氏の記者会見に国民党員が同席していた点などを挙げ、張氏の行動の背後に国民党がいるのではないかと疑いの目を向けた。
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