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「2年後に選挙制度見直しを」=王立法院長


ニュース 政治 作成日:2008年1月14日_記事番号:T00004953

「2年後に選挙制度見直しを」=王立法院長

 
 初めて小選挙区比例代表制で行われた立法委員選挙で、圧勝となる81議席を獲得した国民党の副主席で、立法院長を兼ねる王金平氏は13日、自由時報とのインタビューで、「国益から考え、小選挙区比例代表制が台湾に適しているか否かを2年後に再検討し、必要なら憲法を改正すべき」と語った。

 王氏は、「今回の選挙で有権者は小選挙区比例代表制がどのようなものかを経験した」と話し、今後この制度が立法院運営にどのような影響を及ぼすか見た上で、2年後に定員の調整、中選挙区への変更の是非など、各界の意見を聞き再検討すべきとの考えを示した。

 王氏はまた、以前の憲法改正により立法院の閣揆同意権(総統の指名した行政院長への同意権)が失われたが、これにより内閣が立法院の議論を無視して政策を進める傾向が強まっており、将来これを回復し、政府に対する監督を強化したいという考えを示した。