ニュース 電子 作成日:2014年4月2日_記事番号:T00049539
電子ペーパー(EPD)の元太科技工業(イーインクホールディングス、EIH)は1日、同社傘下の韓国子会社、ハイディスが中国の液晶パネルメーカー、京東方科技集団(BOEテクノロジーグループ)と特許権のクロスライセンス契約を締結したと発表した。2日付工商時報が報じた。
ハイディスが京東方に授権するのは主にTFT−LCD(薄膜トランジスタ液晶ディスプレイ)関連技術で、FFS方式の広視野角パネル技術を含む。
ハイディスはここ数年、LGディスプレイ(LGD)、シャープ、友達光電(AUO)といった液晶パネルメーカーに相次いでライセンス授権を行ってきた。
この結果、元太は昨年、営業外利益14億3,700万台湾元(約50億円)のうち特許技術の権利金収入が約8割以上を占め、本業の赤字を補い黒字転換を果たした。今後もFFSパネル特許技術の授権先を開拓して、同社の利益拡大につなげていく構えだ。
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