ニュース 電子 作成日:2014年4月2日_記事番号:T00049540
中国のタッチパネル最大手、深圳欧菲光科技(深圳Oフィルムテック)が、台湾の中小型液晶パネルモジュールメーカー、台龍電子(タイロン)と提携に向けて協議を行っているとの観測が出ている。欧菲光がタッチパネルを供給し、タイロンがモジュール化する垂直統合を目指すとみられる。欧菲光はタイロンへの10〜20%出資も視野に入れているとされる。2日付工商時報が報じた。
タイロンは「市場のうわさにはコメントしない」とした一方で、業界の現況からみてサプライチェーンの中で一部の製品だけでは利益確保が困難で、システム設計、液晶パネル、タッチパネルを手掛ける顧客との提携にはオープンな姿勢だと説明した。
タイロンは昨年に事業転換を行い、液晶パネルからタッチパネルまで対応する垂直統合の生産体制構築を進めた。液晶パネルメーカーやタッチパネルメーカーから新たに受注したスマートフォン用パネルの量産・出荷が第2四半期にも始まる予定で、同期の売上見通しは明るい。欧菲光との提携が実現すれば、今年での業績拡大に弾みが付きそうだ。
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