ニュース その他分野 作成日:2014年4月3日_記事番号:T00049551
世界経済フォーラム(WEF)が1日発表した、各国・地域の貿易円滑化を分析する「グローバル・イネーブリング・トレード・リポート」2014年度版によると、貿易円滑度指数ランキングで台湾は全138カ国・地域中24位で、前回(12年度)に比べ5ランク上昇した。ただ項目別に見ると、「市場アクセス」は同20ランク後退し、121位と大幅に評価を落とした。3日付経済日報などが報じた。
なお「市場アクセス」の下位項目で、台湾製品の海外輸出の容易度を示す「Foreign market access」では同6ランクダウンの137位と全体で下から2番目となった。これについて国家発展委員会(国発会)関係者は「他国への輸出に対する関税障壁が非常に高いことが主因」と指摘した。なおWEFによると、台湾が輸出に際し直面する加重平均関税率は6%となっている。
一方、「市場アクセス」以外の主要項目では▽「通関手続きの透明性」、18位(前回31位)▽「運輸・通信インフラ」、15位(19位)▽「ビジネス環境」、18位(22位)──のいずれも顕著なランクアップを記録した。
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