ニュース その他分野 作成日:2014年4月3日_記事番号:T00049552
江宜樺行政院長は2日、中台サービス貿易協定より早く、日中韓FTA(自由貿易協定)が発効すれば、台湾の貿易総額は昨年の約3%に当たる168億米ドル減少するとの試算を示した。韓国は47カ国と9つのFTAを発行しており、台湾は早急に中台サービス貿易協定を進めなければならないと訴えた。3日付経済日報などが報じた。
経済部は2日、シンガポールとの経済パートナーシップ協定(ASTEP)が19日に発効予定で、台湾のFTAカバー率(貿易全体に占めるFTA発効対象国との貿易の割合)は9.69%に上昇すると指摘した。しかし、韓国のFTAカバー率は36.81%で、その差は依然大きい。
中国の商務部台港澳(台湾・香港・マカオ)司が同日発表した統計によると、今年1〜2月の中台間の貿易総額は267億1,000億米ドルで前年同期比8.3%減少し、台湾からの対中輸出総額は同11.3%減だった。一方、中韓間の貿易総額は438億8,000万米ドルで同8.3%増え、韓国の対中輸出総額は同10%増だった。台湾の対中輸出が韓国に奪われている格好だ。
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